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2020.04.23

元建築設計事務所勤務が考える増築とガーデンルームの違い❕前編~

こんにちは☀️

外構専門店のニワフクです😃

 

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためから#StayHome 家で過ごすことが多くなりました🏡

いつまで続くかわからない#おうち時間を快適にするためにリビングの増築やリフォームをお考えになるかと思いますので元建築設計事務所から外構専門店に転職した僕なりに増築とガーデンルームの違いについてまとめていきたいと思います🙆‍♂️


🔷まずは前編!増築とは??

今ある建物を壊さず、平屋を2階建てにしたり、リビングを庭側に広げたり、同じ敷地内で建物の“床面積を増やす”ことを「増築」と言います。逆に床面積が減少する場合は「減築」と定義されます。

ちなみに改築は床面積を変えずに間取りを変えたり、模様替えをしたりするリフォームのことをいいます💡

既存の建物の一部を壊して増築するので建替え程の費用はかかりませんが、基礎・木構造・外装材・内装材・電気工などの工事が必要になるのでそこそこ費用はかかります⚒

リビングがそのままお庭に伸びて広くったイメージです

広くなったリビングで家族で集まり、ご飯を食べたり映画を見たり楽しみが増えそうです

 

🔹増築の費用感❗️

木造での増築の場合、1坪あたり70万円が相場となっていて6畳分(3坪)増築する場合210万円となります🏠

それに解体費用、仕上げの材料のグレードやつながってくるリビングの改装も考えると300万円~400万円くらいの費用感がイメージできます❗️

当然、依頼する会社によって費用も提案も変わってきますので相見積はしてみてください👍

🔹増築の注意点⚠️

建築基準法では、敷地面積に対する建築面積・延べ床面積の割合が決められています。建築基準法に違反した工事はできないので、しっかり確認・相談をしましょう🙋‍♂️

10㎡以上(3坪より広い場合)の増築は建築確認申請が必要になるので3坪以下の増築をオススメします🎶

※建築確認申請の費用は10万円~15万円が相場で申請費用としてかかってきます。

10㎡未満の増築でも注意が必要です⚡️

例えば、建蔽率60%で120㎡の敷地に1階の建築床面積が65㎡あった場合、3坪の9.9㎡を増築すると74.9㎡になります。

建蔽率60%、120㎡の敷地だと1階の床面積の上限が72㎡となるので建蔽率オーバーになりますのでご注意ください⚠️

また、増築した場合、建物が大きくなるので固定資産税の支払いが増える可能性がありますが、3坪程度の増築の場合、年間数万円程度のようなので一応、頭に入れといてください🤔

 

🔹増築のデメリット❌

増築のデメリットは施工の制度によって雨漏りのリスクがあります☔️

単純にとってつけたような施工では雨仕舞がしっかりできないので増築を依頼する際にはしっかり確認しましょう❗️

建物が古い場合、外壁や屋根材を同じものを用意することが難しいため、増築部分との仕上がりの差が明確になります。

しかし、建物全体の塗装や壁や床の張替えなどをすることで統一したデザインにすることができますが、コストアップにはなってきます😂


今回、前編として増築についてまとめてみましたがいかがでしょうか?

 

次回、後編でガーデンルームについてとそのまとめを書いていきたいと思いますのでお楽しみに☆彡

最後まで読んでいただきありがとうございました❗️


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