2025.06.23

見えない部分が満足度を左右する⁇
こんにちは!
エクステリア・ガーデンデザインのニワフクです✨
今回は見えない部分も大事🙌満足度を左右するので今回のブログは必見です✨
〜美しさと快適性を支える「縁の下の力持ち」な外構設備〜
エクステリアの打ち合わせが進んでくると、多くの方が自然と“目に見える部分”に意識を集中させがちです。
たとえば門柱のデザインやフェンスの素材、アプローチの色合いなどは、図面上でも一目でわかりやすく、家づくりの楽しさを実感しやすい要素ですよね。
しかし実は、暮らしの快適性・安心感・そして満足度の持続性に深く関わるのは、「目に見えにくい部分」だったりします。
今回は、“デザインより後回し”にされがちな「縁の下の力持ち」たちにスポットを当てて、なぜそこにこそ予算をかける価値があるのかをご紹介していきます。
① 雨水処理・排水計画
外構工事で最も軽視されやすいのが、排水まわりの整備です。
打ち合わせの際も、雨水マスやグレーチング、透水性舗装といったワードに注目する方はごくわずかです。
ところが、ここを適当に済ませてしまうと……
・雨のたびに玄関前がびしょびしょになる
・庭が水はけ悪くて使えない
・基礎周りに湿気がこもって外壁や床下が劣化する
といった、暮らしの快適性を大きく損なうトラブルに繋がってしまいます。
きちんと水の流れを計算した設計に、適切な予算を投じておくことで、
・雨の日でも快適に歩ける外構
・外壁やアプローチが長持ちする
・カビや腐食といったメンテナンスリスクを軽減できる
という“見えない資産価値”を得ることができるのです。
③ センサー・タイマー機能つき照明
照明は「付けるか・付けないか」だけでなく、“どう制御するか”まで考えるのがおすすめです。
最近では、照明本体の価格にほんの数千円〜1万円程度プラスするだけで、人感センサー・明暗センサー・タイマーなどの機能を加えることができます。
防犯性が高まり、不審者対策に◎
帰宅時に自動で点灯してくれる安心感
不要な点灯を防ぎ、電気代や照明寿命を延ばす
など、利便性・経済性・安心感のすべてに効果があるコスパの良い投資です。
特に高齢者の方や、お子さんがいるご家庭では、「自動で灯る安心感」は何物にも代えがたい価値となります。
④「動線と視線」まで考えた設計打ち合わせ
ここは「予算」というより“設計打ち合わせにかける時間=見えないコスト”の話。
ですが、この“丁寧な設計時間”こそが、完成後の満足度を大きく左右します。
🔷道路から室内が見えない配置
🔷ゴミ出し・洗濯動線に無理がない
🔷宅配ボックスが目立たず使いやすい
など、「動線」と「視線」を考慮した外構は、住む人の心理的ストレスを減らし、使いやすさと安心感を自然に高めてくれます。
時間をかけて詰めたプランは、施工後の「こうしておけばよかった…」を限りなくゼロに近づけてくれます。
見えない場所こそ“暮らしの基盤”
エクステリアの設計や見積もりで、「これは見た目には出ないから削ろうかな」と思う場面があるかもしれません。
ですが、本当に快適な住まいとは、“見えない部分がきちんと整えられている家”です💡
表面だけを整えても、その基盤が脆ければ、時間が経つほど満足感は下がっていきます。
「今」だけでなく、「10年後の自分たちの暮らし」にとって、価値ある投資をしてみませんか?