2019.02.11
理想の住まいのために…
理想の住まいのためにはまず土地探しから始まります。立地条件や土地の形、土地の方位など…
現地に足を運んだり、不動産屋さんと相談したり。
そうこう、土地が決まると次は建物の相談でハウスメーカーやビルダーさんなどに相談することになります。
建築の相談でも何度も打ち合わせをして、間取りや内装、キッチンなどの設備等を決め家づくりを進めていきます。
その中で外構工事は一番最後の工事にもなるので後回しにされがちです。
しかし外構はさまざまな役割や目的を持っており、家づくりのプランニングを左右する要素はたくさんあります。
バランスの取れた外構をデザインするためには、次の5つのポイントを押さえておきましょう。
①建物の配置計画
外構と土地は切り離して考えることはできません。
隣地との取り合いや、日当たりや風通しを考えつつ外構をデザインしましょう。
たとえば、駐車スペースは外構をプランニングするうえでとても重要な要素。
車を簡単に出し入れできるかどうかや、玄関・勝手口との生活動線なども意識して設計することがポイントです。
②建物とのイメージやバランスを考える
常緑樹や落葉樹など自然との触れ合い方が、暮らしを快適にしてくれます。
また、門袖や壁の位置やデザインなどによっても、お家の表情が変わってくるので建物を含めたトータルバランスが重要になります。
③室内からの見え方や動線を考える
休日はリビングからゆっくりお庭を眺めたり、テラスに出てお茶をしたり、お洗濯を干したりと
家づくりでは室内イメージを意識したインテリア選びにこだわりがちですが、外構も室内から見た眺めをイメージや生活動線を意識してしてデザインしましょう。
④プライバシーを考える
外構は公私の区切りでもある大切なスペースです。
デザイン性かプライバシーの確保か、どちらを優先するかによって、塀の高さなども変わってくるでしょう。
道路の通行量や隣地などとの周辺環境などを考慮して、バランスの取れた外構をデザインするのがポイントです。
⑤メンテナンスを考える
自然を感じられる植栽は家に彩りを与えてくれますが、定期的なメンテナンスも欠かせません。
植木の剪定や害虫対策を考える必要もあります。
日頃のメンテナンスだけでなく費用面も考えて設計しましょう。
適切な土地を探し、自分たちに必要なプランを考え、それを実現してくれる施工業者を探す。よい庭作り・外構作りのためにはさまざまな条件が必要ですが、その条件が整えば、家族にとって満足のいく庭・外構に仕上がります。