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2025.03.30

京都出張リポート(前編)

こんにちは

エクステリアデザイン・外構設計事務所のニワフクです✨

今回はニワフク、珍しく出張リポートです!

施工現場は何と京都祇園✨

先日ストーリーでは一足先に何枚か投稿させていただきました、

京都でオープンするバーの植栽オブジェ・デザインを作成しました🌳

雨予報でしたが、ぎりぎり晴れ👏✨屋根のない場所での作業予定なので晴れで本当に助かりました😆

余談ですが、京都駅のデザインがかっこいい・‼︎

デザインは原広司さん案で迫力があるのにどこか静観した雰囲気が素晴らしいですね。

………………………………………………………

【今回は祇園にオープン予定のBAR】

Barというだけあってライティング命!

というわけで明るいうちにオブジェを作り上げ、夜になったらライティングを調整していく作業です!

日が落ちる前あたりに現場へ向かいます💨

発注したフェイクグリーンたちの数が揃っているか確認して、梱包を外していきます。

そして、作成した図面を確認しながら実際の施工箇所を見て照らし合わせ配置を細かく確認していきます。

デザインの内容としては

植栽を表に見せるのではなく、障子の裏に植栽を配置しライトを当てることで

障子に美しく植栽の影を浮かび上がらせるという計画です。

この影づくりが・・・実は非常に難しく繊細な作業なんですよね🙌

写真を交えながらご説明しますね!

まずは配置の確認が出来てから使用する植物を入れる穴を試しに空けて、

穴を開けた箇所に試しにトクサを入れてみます。そこで長さも微調整するんですが、

一番重要なのは、実際に障子を閉めた時にトクサの距離感がどれくらいだとボヤけずに障子に映し出されるかを確認することです。

(2㎝~4㎝の距離感を何度も微調整しながら障子を何度も閉めて確認中)

ご自宅に障子がある方はイメージしやすいかもしれませんが、

障子ごしのライティングは光の屈折で本来見せたいラインがぼやけたり、

見せなくてもいい影を拾ってしまったり、計画性と感覚が非常に問われる作業です🙌

トクサの配置が決まったところで、暗くなってきたので

本格的にライティング&植栽オブジェの作成スタートです✨

流木を贅沢に何本も折り重ねて幻想的な形を作り出しいきます。

結束バンドで仮止めしながら調整を重ねていくのですが、

竹田社長が頭にイメージしている納得いく形を何度も調整しながら流木を一つの大木に仕上げていきます。

自らのこぎりで切って、何度も遠巻きから確認をし、こだわりをしっかりと詰め込んでいます。

この妥協を絶対に許さない姿勢が竹田社長のかっこいいところだと思います🙌

(『うーん、もう少しこっちにしたいな』と指示している写真)

暗くなってくるとともに少しずつ木の形も出来上がってきました✨

植栽オブジェを最適の位置に留めるためにテグスで吊るす位置を確認中

右側のトクサを配置した時をと同様に障子を何度も閉めて、

ライトを照らしてみて浮かび上がる影を確認します🔦

試しに閉めてみた1枚です。おわかりになるでしょうか、

本来の映し出したい木以外の影がボヤッと出てしまい、

影が二重・三重になり重なってしまっていますよね

ライトの光量がありすぎてもだめだし、植栽オブジェの位置が遠すぎても近づきでもだめ・・・

これが先述した『植栽の影づくりの難しさ』なんです😅

調整は大変ですが、作成を手伝いながら改めて『なんてやりがいのある仕事なんだろう』と感じていました。

そして数時間後に配置と大体の光量が決定しました👏

先ほどの写真と見比べて他の影が拾われていないのが見えますでしょうか✨

もうここまで来たらラストスパートですが、

完成写真と完成後のバーの内装も少しお見せしたいので今回は前編としてここまでです✨

 

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